更新日:09年9月30日
下水道引き込みの流れと価値
今日は、下水道の価値の件で少しお話を聞いて下さい
 
これから土地を購入される方、建物を建てる際に下水道を引き込む時は通常、以下のようになります
前面道路に下水道管あり
     ↓
下水道区域内(区域外もあります。注意)
     ↓
下水道引き込み可。受益者負担金を役所に支払い、下水道を引き込んでもらう
 
道路に埋設されている下水道管は公共物である事は当然ですが、実は敷地内に
引き込まれる最初の桝(マス)まで、配管も含めて公共物なのです。
なぜなら、役所が施工してくれるからなのですが・・・・
 
ここで疑問なのが    【受益者負担金】   という、役所に収めるお金
 
この負担金を支払えば桝を設置してもらえる訳なのですが、お金を支払ったにも
かかわらず、公共物となるのはなぜなのですか?と感じる方、ここから先もお読み下さい
 
 
社会一般として、お金を支払った物は私物となる、のはあたりまえですよね
でも、この桝だけは私物とならない。
しかも、しかもですよ  この負担金とやらは、土地の面積によって金額が変わってくるのです!
 
引き込む桝の形や大きさは同じ。工事の大変さは場所によってまちまちですが、そんな事はおかまいなし
に、土地の面積×行政で決めた負担金割合=受益者負担金(支払う額)となるのです
 
たとえば・・・・@200uの土地に50坪の家を建て、家族8人で住む場合の受益者負担金額
          200(u)×その土地の行政で決めた負担金割合 仮にA市400円 =8万円
 
        A500uの土地に20坪の家を建て、老後に2人で住む場合の受益者負担金額
           500(u)×A市400円 =20万円
 
と、なってしまうのです。  
後者のAの方がこの事実を知れば、きっとこう思うでしょう。
どうして? 私物にならず、なぜ@より家の坪数も人数も少ない私たちの方が支払う額が多いの?
桝の形も大きさも一緒なのに・・・
 
通常、建築会社がこの辺りを説明してくれることは稀でしょう。
役所の言う事だからお決まりなのです、はい、お見積もり書  というのが残念ながら普通です
いや、なぜこんな仕組みなのか知っている人は、もしかしたら建築関係の方でも少ないのでは?
(事実、同業のお友達はみな知りませんでした)
 
 
この疑問に当たった若き日の私は、早速某市役所の下水道課に恥ずかしげもなく突撃取材を
敢行しました(別に突撃しなくても良かったのですが・・・)   
 
そこで知った、予想を遥かに超える受益者負担金の全貌! ・・・ 今日はCMを挟まずにこのまま説明します
 
下水道課の方は大変親切にこう教えてくれました。
 
受益者負担金とは、個人が下水道を引き込む際の工事代金ではないのです。下水道引き込みは税金で賄っております。
この負担金とは、下水道を引き込む事によって、下水道のない土地と比べて、土地の価値が上がりますよね。
その価値を受ける者、これを受益者と呼び、その方に下水道の本管を敷設した金額の一部を負担してもらおう
というものだそうです。
 
まあ、知ったところで何か得するものではありませんでしたが、世の中のしくみのひとつを垣間見る勉強にはなりました。
そうか・・・下水道の入っている土地と、入っていない土地では、価値が違うんだ・・・つまり値段が違うんだろうな
でも、不動産屋さんは、果たしてこの事実を知って土地値相場を読んでいるのだろうか・・・?
下水道が既に引き込まれている土地と、前面道路まできているが引き込まれていない土地・・・・・同じ値がつけられている
気がするのは、私だけでしょうか?ん〜

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