数日後
この前のモールス信号の話をしてくれと少年が言う。
どこまで話したかな。
戦争で手足なく目耳も不自由になり自分を殺してくれと看護婦さん達に言っているところ。
そうそう。
こんな体になって生きていても仕方がないと、その青年は殺してくれと叫びつづけるが誰もが手を出せないどうしようもない。
そんな状況が続く中、青年は、
それなら自分を見せ物にしてくれ!大勢の前にさらけだしてくれ!
そしてこれが、
このみにくい姿が戦争。
自分を活(生)かしてほしい、戦争をしている世の人々の為にも戦争はむごいものやめてほしいと反戦を呼びかけるようになる。
大切なのは生きると言う事。
死にたいから生かしてほしいに、悩み苦しみの後に変わるところと思う
人は何の為に生きる、なんの為に勉強をする!と、ひょっとしたら迷っている少年ではないか
色々な回答があろうが、たまたまモールス信号からこんな話になってしまった。
死にたいという青年が、生きたい、活(生)かしてほしいと変わるその究極が生きると言う事は
人の為に・・・勉強する事は・・・。
少年には、伝わらないだろうがそれでも、何か感じるものがあれば・・・・
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