昨年の4月
朝の防犯パトロール
新しい校長と教頭先生が赴任してきた。
前の校長教頭も2方向に分かれ学校前の横断歩道と裏手側にいて子供等の登校の様子をみている
そんな話を聞いてか新しい校長・教頭先生も新任早々立哨しているが、校長は手にゴミ袋(市指定の)を持ちゴミ拾いをしながら子供達を見守っている。(校長先生はえらいなぁと感心)
挨拶を終え戻ると教頭にあったが、ゴミ袋はもっていなかった。
ここから余計なおせっかいが始まる。
学校では校長管理職で全て決まるものと思う。
新しい校長によって学校が一変する事もある。
先生方も校長教頭の方を向いていると思う」などとおしゃべりしながら、
「校長がゴミ拾いしているとなると教頭もやるようになるのでしょうねえ〜」と、あまり悪気もなく言ってしまった。
次の日から教頭もゴミ拾いをし始めた その姿を見て、言わなければ良かったと反省
もっとも言わなくても教頭みずからゴミ拾いをしたと思うが。
半年も過ぎた頃、子供達と一緒に登校してくると、いつものように教頭先生が、ゴミを拾いながら子供達を迎えてくれるそんな中、
一人の女の子(3年生)が教頭先生に、「ここにもゴミが ああ、そこにも」と指をさしながら
それを教頭が拾い袋に入れていた。
そんな様子を見た(私の町の子供でもある)ので、
その子に「自分で拾って先生の袋に入れなさい」と言うと「汚いから嫌だ!」という、
先生もニコニコしながら言われる通り拾っている。
みかねた私は、つい先生に
「子供達はすぐ大きくなり中学生になってしまう。先生の後ろ姿(ゴミを拾っている姿)を見せる事は大切ですが、その子に一緒に拾おうねと言って指導してあげなければ」
と言ってしまいました。
その後2ヶ月過ぎた頃
寒い中、一緒に登校している男の子の一人がビニール袋をもってゴミを拾いながら学校へ登校するようになった。
教頭先生に謝りもかねて先生の教育はまちがっていなかったね 小さい事だけど大きな教育の目標を達成しましたねといいながら以前に、先生に一緒に拾おうねっと指導しながらやったほうがいいのでは、と言ったことを反省しました。
いつものように校長先生は立哨を終え、正門の所へ立ち子供達を迎えている。
私も最後に登校する子供達を待つ。
全生徒を見て、校長先生によろしくお願いします。 ありがとうございますと
お互い声を掛け合って終えます。
時には、親御さんもパトロール的に学校まで歩いてこられ子供達の登校のことで、上級生が一年生をもう少しみないとここの班はまずい等と校長先生に指導をお願いしますと私たちをはさみ話し始めた。
私も、それはこうだ!ああだと!その親に、つい口をはさみ話をした。
校長も多くを語る事なく、親御さんも了解したのか話さなくなり話は終った。
その帰り道 しまった!と思った!
学校には、立派なソファーと一代からの校長先生の写真が飾ってある。
校長室へ行けば、校長に会えるわけですが、会うには職員室へ行き、しばらく待機して校長室へと案内される。
なかなか校長先生には会えない、会いにくいものです。
そんな状況を思いつき。
今日の親御さんに、又校長に申し訳なかったな。
校長として毎朝、外へ出ている子供達や親御さんの様子を見てを話も出来ている。
朝の目的は子供達の安全安心に迎える事もあるだろうが、
子供達と話が出来て親御さん達とも会話できる、
そこに豊かな人間関係や信頼が出来る!
そんな気持ちを持って校長は毎朝出てきていたのでは?
親御さんも話しかけてきたのではと?
こんな有意義な場面を私が口をはさんで失敗したと反省した。 |
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