間取りが完成間じかになってくると家具や窓・ドアなどを追加していきますが、
素朴な疑問が一つ
ドアの向きをどうしようか?という疑問が出てくると思います。
いつも無意識に開けて閉めるドアにもルールがあります。
1室に同じ大きさのドアを同じ位置に取り付けていきます。
同じドアでも4パターンの開き方が考えられるわけですが、
実は、正しい開き方は、一つしかありません。
下記の図をご覧ください。
廊下を人が歩いていますね!
CとDは外開きです。
外開きドアにすると、廊下をもし歩いている人がいたら、
ドアを開けたときにぶつかってしまい危険です。
のでCとDは間違いです。
ノックして部屋に入る人はいても
ノックして廊下へ出る人はいない。
基本的にはドアは内開きなのです。
では、AとBを見てみましょう。
自分の部屋に入る時を思い出していただければ、お分かりでしょう
Bが正解です。
下記の図を見てください。
Aは、ドアを90度開かないと室内に入れませんし、
そのうえ壁とドアに挟まれたまま通らなければなりません。
Bなら、半開きでもすぐに部屋の中央に入ることができます。
ドアにもルールがあり、常に人の妨げにならないように作られているのです。
とはいえ、例外もあります。
例えば、トイレのドアは外開きが多いのです。
具合が悪くなるとトイレへ行きますよね。
そのとき内開きだと、具合の悪い人が中で倒れている時にドアを開けれないため
トイレのドアは、外開きなのです。