防犯を考える
ホームセキュリティーサービスとは
ホームセキュリティーサービスとは、
玄関ドアや窓などにセンサーを取り付け侵入の有無を監視し、
監視中に窓などが開くと警報が鳴り、
同時に警備会社に通報が送られ、警備員が駆けつけるという物である。
監視する個所は、外出時と在宅時などで切り替えられる。
警備員は通報を受けてから、所定の時間内に駆けつけなければならないと、
警備業法が定めている
大体到着まで25分以内が一般である。
一方、空き巣の約7割物色を終えて、逃走するまで10分以内という。
さらに住まい手が帰宅した時は、
玄関や勝手口のドアを開けてから室内にあるコントローラーの設定を解除しに来るので、
ドアが開くと警報は鳴るが、しばらくは警備会社に通報されない(一般的)
そのため、玄関や勝手口から侵入されると、さらに警備員の到着が遅れる。
では、ホームセキュリティーサービスは、
なんのためにあるのか?
ホームセキュリティーサービスは、侵入犯を捕まえるものではない。
メリットは、住宅に張る警備会社のステッカーが、侵入犯に対する抑止効果として働くこと、
そして、通報があると警備員が見に行くので、
帰宅して侵入犯と鉢合わせになる危険を回避する・・・
身の安全を守るものである。
ホームセキュリティーサービスを受けているからと言って、防犯対策をしなくていいわけではない